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バビロン捕囚(バビロンほしゅう)

the Exile/the Captivity バビロニア捕囚ともいう。ユダ王国を新バビロニアのネブカドネザル2世が攻め,前597年と前587ないし前586年の2度にわたり住民の多くをバビロニアに強制移住させた。2度目にはイェルサレムは破壊されユダ王国は滅亡した。前538年にアケメネス朝のキュロス2世に解放され帰還した人々は,イェルサレムに神殿を再建しユダヤ教を成立させた。しかしバビロニアに残留した人も少なくなく,のちにパレスチナ・タルムードとは別にバビロニア・タルムードが編集される遠因となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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