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【4コマで日本史】2つのルーツを持つ先祖が混ざり合い定着していった
グローバル化が進む昨今、私たちが日本人であることを意識する機会は、ますます多くなります。しかし、もともと日本人という民族がいたわけではありません。縄文人と渡来系弥生人が、現代につながる主なルーツです。
ビジュアルストーリー
およそ1万年前まで、氷河期と温暖な間氷期が交互に訪れていました。氷河期には海面が100~200mも下がり、大陸と日本列島はしばしば陸続きになりました。
人類がうまれたのは今から約700万年前のアフリカと考えられています。ユーラシア大陸を経由してやってきた縄文人の祖先は毛深く、顔の彫りが深いなどの特徴があります。
渡来系弥生人は身長が高く、手足は短く、面長で平坦な顔に切れ長の目をしていました。これらは寒冷地に対応した特徴とされます。弥生時代、西日本からひろがっていきました。
大陸から西日本につたわった稲作が、東日本に伝播していくにつれ、渡来系弥生人も東へ進出していきました。縄文人と渡来系弥生人は混ざり合い、今の日本人が形成されたのです。
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