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安居(あんご)

仏道修行者が一定期間1カ所に集まって修行すること,またその期間。インドの夏は雨期があるため外出が不便で,その時期に一定の場所で修行に専念するようになったとされる。日本では,683年(天武12)宮中で行ったのが文献上の初見。陰暦4月15日から3カ月間行われるのがふつうで,平安時代以後,一般寺院でも盛んに行われ,中世には禅宗で冬期も行われるようになった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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