生没 1883.8.27~1959.10.20 明治~昭和期の哲学者。山形県出身。東大卒。夏目漱石の門下。1922年(大正11)文部省在外研究員として渡欧,翌年帰国して東北帝国大学教授となり,45年(昭和20)の定年退官まで美学を担当した。18年に刊行した「三太郎の日記」によって大正教養主義を代表した。昭和期に入って「徳川時代の芸術と社会」「世界文化と日本文化」で日本の文化を論じた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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