無政府主義的労働組合主義。労働組合運動と結合したアナーキズム運動。政治活動を否定したクロポトキンらは労働組合の直接行動=ゼネラル・ストライキによって,一挙に一切の権力のない自由平等の理想社会の実現を志向,理論化に努めた。日本では幸徳秋水・大杉栄らが紹介,明治期末から関東大震災の時期にかけて影響力をもった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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