ピテカントロプス・エレクトゥス。オランダの解剖学者E.デュボワがジャワ島のトリニールで,1891~92年に最初に発見した原人化石につけた学名。脳頭蓋が低く,類人猿と人類との中間の形であったことと,大腿骨が現代人のようにまっすぐで,直立していたと考えられたところからの命名。現在ではヒト属の一種とみなされ,ホモ・エレクトゥスとよばれる。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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