1. 用語
  2. 日本史 -ち-
  3. 中山王(ちゅうざんおう)

中山王(ちゅうざんおう)

琉球国王の称号。14世紀後半に中国(明朝)に朝貢を開始した頃の琉球には,山北(さんほく)(北山)国,中山国,山南(さんなん)(南山)国が存在した。明国はそれぞれから朝貢をうけいれ,琉球国中山王,同山北王,同山南王と呼称した。15世紀前半頃に中山国が山北,山南を併合して統一国家を樹立したが,その後も琉球国中山王が継続して使用されたため,琉球国王の対外的呼称として中山王が定着した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう