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地方官会議(ちほうかんかいぎ)

明治前期に行われた府県行政長官による会議。1873年(明治6)大蔵省開催の地方官会合を含め全部で4回開かれた。当時の民撰議院論に対応し,太政官が立法議会として毎年1回開くことを74年に布達した。開設は翌75年大阪会議の決定をうけたもので,第1回は同年6月20日から地方民会問題などを審議した。2・3回目は78年4月,80年2月に開かれ,三新法について論議した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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