千葉周作(ちばしゅうさく)
生没 1794~1855.12.13 江戸後期の剣客,北辰一刀流の創始者。諱は観。陸奥国栗原郡花山村の北辰夢想流を唱える家に生まれ,旗本喜多村氏に仕えた。剣術を小野派一刀流の浅利義七に学び,その後独立して北辰一刀流を創始。江戸日本橋品川町に道場玄武館を開き,のち神田お玉が池に移った。天保年間に水戸弘道館に出張教授した縁で水戸藩士に登用され,1841年(天保12)には高100石,馬廻役に取り立てられ,中奥まで進んだ。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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