日本史 -ち-

中宮寺　半跏思惟像(ちゅうぐうじはんかしいぞう)

寺伝では如意輪観音像と伝えるが，この期の半跏思惟像は弥勒菩薩である可能性がある。材は8世紀半ば以前の木彫像...

沖積世(ちゅうせきせい)

⇒完新世(かんしんせい) (山川 日本史小辞典（改訂新版）, 2016年, 山川出版社)

朝賀(ちょうが)

朝拝とも。元日に天皇が王公百官の拝賀をうける儀式。式場の設営・式次第などは即位礼と同じで，延喜式制では大儀...

徴士(ちょうし)

明治初年の官吏の職名。1868年(明治元)1月，三職七科の制の制定に際して貢士とともに設置。諸藩士や都鄙の...

朝鮮産米増殖計画(ちょうせんさんまいぞうしょくけいかく)

朝鮮総督府の米増産政策。植民地を含めた米穀自給を目的に，輸入外米にかわって対日移出増をねらった計画。第1次...

長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)

生没 1538～99.5.19 織豊期の武将。土佐国岡豊(おこう)城主国親の長男。土佐を統一し，1585年...

町人嚢(ちょうにんぶくろ)

町人の心得を説いた教訓書。5巻・補遺2巻。西川如見(じょけん)著。1719年(享保4)刊。如見は江戸中期の...

勅書(ちょくしょ)

古代において天皇の命令を伝達する文書の一つ。公式令(くしきりょう)には天皇の命令の下達文書として詔書・勅旨...

鎮守府将軍(ちんじゅふしょうぐん)

奈良時代以降，陸奥国に常置された将軍。蝦夷(えみし)との軍事的緊張に対処するものとして724年(神亀元)頃...

知恩院　阿弥陀二十五菩薩来迎図(ちおんいんあみだにじゅうごぼさつらいごうず)

「早来迎(はやらいごう)」の名で知られる鎌倉末期の仏画。往生者のもとに阿弥陀如来と25体の聖衆(しょうじゅ...