胴張りとも。建物の円柱にみられる曲線状のふくらみ。下から3分の1ぐらいの所を最も太く,上方・下方へいくにしたがって細くする。起源はギリシア建築にさかのぼり,日本へは中国から伝えられた。日本建築では法隆寺金堂・五重塔・中門にみられ,その後は奈良時代の建物と大仏様建築にわずかなふくらみがある。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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