塩田(えんでん)
塩釜で煮つめるためにあらかじめ濃縮された海水(鹹水(かんすい))をえる浜。古くは塩浜とよばれ,奈良時代にそ...
穎稲(えいとう)
穂首(ほくび)で刈り取り,稲穂に付いたままのイネの称。単位は束(そく)・把(わ)(1束=10把)。穎稲1束...
会合衆(えごうしゅう...
「かいごうしゅう」とも。室町・戦国期の都市,和泉国の堺や伊勢国の宇治山田・大湊(おおみなと)などにみえる都...
絵付(えつけ)
陶磁器の加飾法の一つで,具体的な文様を主として絵筆で描きつける技法。手法自体は原始的な技で原始土器にも行わ...
江戸名所図会(えどめ...
江戸の地誌。7巻。美濃判。編者は斎藤幸雄・幸孝・幸成(月岑(げっしん))の父子3代。挿絵は長谷川雪旦(せっ...
恵美押勝の乱(えみの...
奈良中期の反乱。光明皇太后の死で後楯を失った恵美押勝(藤原仲麻呂)の権力基盤が弱体化すると,孝謙太上天皇の...
延喜格(えんぎきゃく...
藤原時平(ときひら)らにより907年(延喜7)11月に撰進され,翌年12月に施行された法令集。「弘仁格」「...
遠島(えんとう)
「おんとう」とも。流罪とも。江戸幕府の刑罰の一種。斬罪より軽く,重追放より重い。「公事方御定書」制定後制度...
永仁の徳政令(えいに...
1297年(永仁5)3月に鎌倉幕府が制定し,関東御徳政といわれた3カ条の法令。内容は次のとおり。(1)越訴...
荏胡麻(えごま)
荏とも。シソ科の1年草。インド・中国原産の油料作物。縄文時代の遺跡から出土し,古くから利用された。「延喜式...