刃床部に木製のU字形の風呂があり,この先に鉄の刃をつけた鍬の総称。田畑の耕起や畑の作条などに使われたが,田の耕起はのちに備中鍬が多用されるようになる。刃の大小でうない鍬・さくり鍬の区別をしているところもある。木の刃床部に鉄の刃をつけた鍬は古墳時代に出現し,5世紀以降広く使われた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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