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古人大兄皇子(ふるひとのおおえのみこ)

生没 ?~645.9?.- 古人大市(おおち)皇子・吉野太子とも。舒明天皇の皇子。母は蘇我馬子(そがのうまこ)の女法提郎女(ほほてのいらつめ)。645年(大化元)乙巳(いっし)の変で蘇我蝦夷(えみし)・入鹿(いるか)父子が殺された後,皇極天皇の譲位をうけて皇位につくことを勧められたが固辞し,出家して吉野に隠退した。しかし同年,謀反を企てたとして中大兄(なかのおおえ)皇子(天智天皇)に攻め殺された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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