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プラントオパール法(プラントオパールほう)

土壌中に含まれた植物ケイ酸体(プラントオパール)を検出し,その植物を同定し,定量分析をして,当時の自然環境や生業を復元する方法。土器の胎土中にもプラントオパールがある。日本ではおもにイネ科植物のケイ酸体の検出に重点がおかれ,縄文後・晩期の遺跡からイネのプラントオパールが発見されるから,当時すでに稲作が存在したと主張されている。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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