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橋本雅邦(はしもとがほう)

生没 1835.7.27~1908.1.13 幕末~明治期の日本画家。江戸木挽(こびき)町の狩野家邸内で生まれる。父は川越藩絵師の橋本晴園養邦。10歳頃狩野雅信(ただのぶ)に師事。維新後,海軍兵学寮に出仕した。鑑画会に参加,同門だった狩野芳崖(ほうがい)とともに,狩野派に洋画風の表現をとりいれるなど,新日本画の創作に努めた。1890年(明治23)東京美術学校教授に就任。98年岡倉天心らと日本美術院を創立,主幹となる。帝室技芸員。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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