間重富(はざましげとみ)
生没 1756.3.8~1816.3.24 江戸後期の天文暦学者。質商十一屋五郎兵衛の子。通称十一屋五郎兵衛,字は大業,号は長涯・耕雲。大坂生れ。1787年(天明7)麻田剛立(ごうりゅう)に入門。苦労の末「暦象考成後編」を入手し,剛立・高橋至時(よしとき)とともに研究した。95年(寛政7)幕命により至時とともに寛政改暦を行った。実測とともに天文振子時計や子午線観測装置などの観測器機を製作。著書「垂球精義」「天地二球用法記評説」「算法弧矢索隠」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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