1932年(昭和7)9月16日に中国東北地方(満州)撫順(ぶじゅん)南部にある平頂山の1村でおこった関東軍による住民虐殺事件。前日の深夜に遼寧民衆自衛軍の一団が撫順炭鉱を襲撃,これに付近の炭鉱労働者が関与していたとして撫順守備隊の一部が住民を虐殺した。同年11月24日,国際連盟理事会で中国代表は,死者700余人,重傷者60~70人と報告している。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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