生没 1895.2.15~1984.2.18 大正・昭和期の国粋主義的歴史学者。福井県出身。東京帝国大学教授。当初,西欧の中世史研究の成果をとりいれすぐれた研究を行ったが,日本の対外膨張とともに熱狂的な皇国史観の指導者となり,大きな影響力をもった。敗戦後,大学を辞し,郷里にもどって白山神社宮司となった。著書「中世に於ける精神生活」「中世に於ける社寺と社会との関係」「建武中興の本義」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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