特定の日の夜に近隣の人々が集まって神仏を拝み,こもり明かす行事。日の出を拝んで解散することからいわれるが,内容は月待と似る。庚申待(こうしんまち)や甲子待(きのえねまち)・巳待(みまち)などが代表例。一定の期間をおいて碑塔をたてることも広く行われた。転じて人々が集団で行事をする日や,そのための村全体の休み日をさすことも多い。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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