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肥君猪手(ひのきみのいて)

生没 650~? 正倉院に残る702年(大宝2)筑前国島郡川辺里戸籍にみえる人物。戸籍によれば,当時は同郡の大領で追正八位上勲十等,53歳。その戸口は現在知られる古代の家族では最大の124人からなり,そのうち37人は奴婢。受田額は13町6段120歩。古代家族の全貌がわかる例として貴重。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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