B29(ビーにじゅうく)
第2次大戦で使用されたアメリカの大型長距離爆撃機。ボーイングB29「スーパー・フォートレス」。1938年(昭和13)長距離爆撃機の研究が開始され,42年試作1号機が初飛行。初出撃は44年6月16日,中国の成都から発進した63機による八幡(現,福岡県北九州市)空襲。10月からは日本の各都市への爆撃をくり返し,甚大な被害を与え,さらに広島・長崎への原爆投下にも使用された。最高高度9600m,最高時速576km,航続距離6598km,最大爆弾搭載量9トン。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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