仏教渡来以来の日本の高僧の行跡を書き記した一大伝記集成。76巻(目録1巻)。卍元師蛮(まんげんしばん)著。中国の梁・唐・宋の3高僧伝にならい,虎関師錬(こかんしれん)の「元亨(げんこう)釈書」の欠を補う全日本仏教の僧伝の編纂を企図し,25年を費やして1702年(元禄15)に完成。10科に分類し,一向宗と日蓮宗を除く662人を収載し,07年(宝永4)開版した。「大日本仏教全書」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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