千葉県市川市堀之内の南と北の谷に囲まれた細長い台地にある,縄文後期初頭の堀之内式土器の標式遺跡。長径約200m,短径約130mで南東が開く馬蹄形貝塚。1954年(昭和29)日本人類学会70周年記念として調査され,貝塚の規模が測られ,貝層下から後期堀之内期の竪穴住居跡を検出した。63年のB地点の発掘で,後期堀之内式土器から晩期安行(あんぎょう)�。式土器の段階まで存在することが判明した。国史跡。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう