立像。頭上の11面,両手首先,右手でつまむ天衣を除いて榧(かや)の一材から彫出する一木造の代表的な作品。両手の指や右足親指を反り返らせるなど,作者の神経が細部にまで行き届いた像である。9世紀前半の造像。像高100.0cm。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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