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細川政元(ほそかわまさもと)

生没 1466~1507.6.23 戦国期の武将。勝元の子,母は山名持豊の養女。聡明丸・九郎。右京大夫。摂津・丹波・讃岐・土佐4カ国守護。管領を4度つとめた。1493年(明応2)足利義材(よしき)(義稙(よしたね))を廃して義澄を将軍に擁立,畠山政長を討ち細川京兆(けいちょう)家の畿内支配の確立をはかった(明応の政変)。はじめ細川澄之を養子としたが,1506年(永正3)阿波国守護家の澄元を家督に定めた。畿内の実権掌握をめぐって内衆(うちしゅう)と対立しており,家督を廃された澄之を擁した香西(こうざい)元長らに暗殺された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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