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細川晴元(ほそかわはるもと)

生没 1514~63.3.1 戦国期の武将。澄元の子。聡明丸・六郎。右京大夫。法名一清。1527年(大永7)足利義維(よしつな)とともに三好元長に擁されて阿波から和泉国堺へ上陸。細川高国を追い,堺にいながら京都を支配した。元長の強大化を嫌い,一向一揆を動かして自刃させる。36年(天文5)天文法華の乱の鎮静後入京。しかし元長の子長慶が背いたため,49年,将軍足利義輝と近江へ出奔。義輝と長慶の和睦後若狭に逃れ,61年(永禄4)長慶と和して摂津国普門寺に隠棲。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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