法隆寺 金堂壁画(ほうりゅうじこんどうへきが)
白鳳時代~天平初年頃に描かれた仏教壁画。大壁4面に四仏浄土,小壁8面に諸菩薩,内陣小壁に飛天(ひてん),外陣小壁に山中羅漢図が表されていた。飛天20面のほかは,1949年(昭和24)1月26日焼損。中国初唐の仏画の影響をうけた様式をもつ。日本の仏教絵画中最初期の遺品で,最高峰に位置する傑作であった。縦は大壁・小壁とも約3.14m,横は大壁約2.65m,小壁約1.60m。飛天小壁は縦0.71m,横1.39m。外陣・内陣とも重文。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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