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法隆寺 金堂釈迦三尊像(ほうりゅうじこんどうしゃかさんぞんぞう)

須弥壇(しゅみだん)中央に安置される金堂本尊。光背裏面には,623年(推古31)に亡き聖徳太子らのために鞍作鳥(くらつくりのとり)に造らせた旨を記す刻銘がある。表現の原型は,竜門賓陽中洞本尊像など中国北魏時代の様式に求められるが,各部分のかたちは単純化され,全体的により整理された表現である。銅造鍍金。中尊像高86.4cm。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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