東院伽藍の正堂。天平時代建築の本格的な八角円堂。高い基壇上にたち,内部を石敷きとし二重の仏壇を造る。1230年(寛喜2)の修理時に虹梁(こうりょう)や組物(くみもの)などの架構や軒回りから小屋組に至る全面的な改造があり,軒の出が大きくなり,屋根の勾配が急になった。平面や軒の高さは創建時とかわらない。高さ12.9m。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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