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北条高時(ほうじょうたかとき)

生没 1303~33.5.22 鎌倉後期の幕府執権。父は貞時,母は安達泰宗の女。相模太郎と称する。1311年(応長元)貞時の死により鎌倉幕府最後の得宗の地位につく。16年(正和5)執権となる。「保暦間記(ほうりゃくかんき)」によると,幼少より病弱で頼りない存在だったが,外戚の安達時顕と被官の長崎高綱の補佐により政務は運営された。26年(嘉暦元)執権を退き出家。その後は田楽(でんがく)にふけった。33年(元弘3)の鎌倉幕府滅亡時に鎌倉の東勝寺で自刃。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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