阿弥陀堂の本尊。定印を結ぶ丈六の阿弥陀像。鎌倉時代の堂建立以前の伝来は不詳だが,同寺で平安後期に造られた数体の丈六阿弥陀像のいずれかにあたるだろう。11世紀末~12世紀初めの制作とみられ,定朝様の阿弥陀像のうち最も出来映えの優れたものの一つ。高さ280.0cm。国宝。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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