平和と秩序の維持,人命と財産の保護を任務とする保安隊と警備隊を管理運営した総理府の外局。1952年(昭和27)8月1日,日米安保条約で期待された防衛力漸増のために警察予備隊(保安隊となる)と海上警備隊(警備隊)を統合して設置。長官には国務大臣をあて,初代長官は吉田茂首相の兼任。54年7月防衛庁に改組。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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