日本史 -ほ-

法界寺　阿弥陀堂(ほうかいじあみだどう)

正面5間，側面5間で，宝形造の主屋の周囲に1間通りの吹き放しの裳階(もこし)を設けた阿弥陀堂で，外観は二重...

奉公人(ほうこうにん)

本来，武士の主従関係における従者をさすが，中世末～近世初頭では士分に取り立てられた武家奉公人をさす。江戸時...

北条重時(ほうじょうしげとき)

生没 1198.6.6～1261.11.3 鎌倉中期の武将。父は北条義時，母は比企朝宗の女。泰時の弟。極楽...

奉書船(ほうしょせん)

江戸初期の海外渡航商船。江戸幕府は南方に渡航する朱印船に対して，1631年(寛永8)から従来の朱印状に加え...

方墳(ほうふん)

墳丘の平面形が方形をなす古墳。頂部は平坦で，大型のものは段築をなす。古墳前期からみられ，中期には陪塚(ばい...

法隆寺　伝橘夫人念持仏阿弥陀三尊像(ほうりゅうじでんたちばなぶにんねんじぶつ...

鎌倉時代の記録では橘三千代の念持仏とあるが根拠は不明。金銅製の後屏・台座をともなった木製厨子(ずし)入りの...

墨書土器(ぼくしょどき)

土器に文字や記号を墨で書いたもの。古代においてとくに顕著であり，古代社会をみていくうえでその意義が大きい。...

戊子入明記(ぼしにゅうみんき)

中世の日明外交の記録。1468年(応仁2，干支は戊子)に，天与清啓(てんよせいけい)が正使として入明したと...

渤海(ぼっかい)

高句麗の故地に靺鞨(まっかつ)系の大祚栄(だいそえい)が契丹(きったん)人の反唐活動に乗じて，高句麗遺民と...

法曹至要抄(ほっそうしようしょう)

「ほうそうしようしょう」とも。公家法の簡明な参考書。3巻。撰者は明法家の坂上明兼(さかのうえのあきかね)，...