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岩佐又兵衛(いわさまたべえ)

生没 1578~1650.6.22 江戸前期の絵師。摂津国伊丹城主荒木村重の子。岩佐は母方の姓,名は勝以(かつもち),又兵衛は通称。道蘊(どううん)・碧勝宮(へきしょうぐう)と号した。1637年(寛永14)江戸に上る。土佐派・狩野派などを修得し,古典的な題材に当世風の卑俗さを加えた新しい画風で,菱川師宣(もろのぶ)以後の浮世絵様式の基礎を形成。代表作「柿本人麿・紀貫之像」「三十六歌仙絵額」「耕作図屏風」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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