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一色範氏(いっしきのりうじ)

生没 ?~1369.2.18 南北朝期の武将。公深(こうしん)の子。宮内少輔。法名道猷(どうゆう)。1336年(建武3・延元元)足利尊氏に従い九州に下る。尊氏は東上の際,範氏を博多にとどめ幕府軍の統轄を命じたが,これにより初代九州探題となる。46年(貞和2・正平元)には子直氏も九州探題として下向。しかし,料所不足や権限未確定で九州経営は失敗し,56年(延文元・正平11)帰洛して隠退。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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