一つの遺構から一緒に発見された,同時代の(同時に埋められた,あるいは埋まった)遺物をいう。神戸市桜ケ丘出土の14個の銅鐸(どうたく)と7本の銅戈(どうか)や,福岡県飯塚市立岩10号甕棺(かめかん)出土の6面の鏡と1本の銅矛(どうほこ)などはその典型。編年研究や地域間の文化交流の状況を知るのに有用。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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