「だしふづくえ」とも。付書院の原型と考えられる造りつけの机。採光のために机の部分が部屋の外にとびだし,正面に明障子(あかりしょうじ)をいれる。「法然上人絵伝」などの絵巻にみえる。本来は読書のために設けられたが,のちに文具を飾る場所になり,さらに室内意匠としての付書院に発展する。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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