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遺跡(いせき)

人類の行為の痕跡が遺構や遺物として地上や地下・水底などに残されているところをいう。その性格によって生活遺跡,生産遺跡,墳墓遺跡,祭祀・信仰遺跡,政治関連遺跡などにわけられ,また存在している状態によって開地遺跡・洞窟(岩陰)遺跡・泥炭層遺跡・水底遺跡などに分類される。考古学的調査・研究の最も基礎的な資料であるとともに,人類の歴史を再構成するために必要なもので,人類共有の文化財として重視される。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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