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石橋湛山(いしばしたんざん)

生没 1884.9.25~1973.4.25 大正・昭和期の経済評論家・政治家。東京都生れ。早大卒。1911年(明治44)東洋経済新報社に入社,主幹・社長を歴任。自由主義・小日本主義の論陣を張り,大正デモクラシー期から昭和戦前期に硬骨の言論人として活躍した。第2次大戦後は日本自由党に入り,第1次吉田内閣の蔵相に就任して積極財政を推進。47年(昭和22)新憲法下初の総選挙に当選するが,公職追放となる。51年追放解除,政界復帰後は鳩山一郎と行動をともにし,第1~3次鳩山内閣で通産相を務めた。鳩山退陣後の56年,自由民主党総裁選に勝利しみずから内閣を組織するが,病に倒れ辞職。「石橋湛山全集」全15巻。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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