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石川雅望(いしかわまさもち)

生没 1753.12.14~1830.閏3.24 江戸後期の狂歌師・戯作者。狂名は宿屋飯盛(やどやのめしもり)。通称石川五郎兵衛。号は六樹園(ろくじゅえん)・五老(ごろう)など。江戸小伝馬町で旅宿を営む。天明初年から狂歌を詠み,四天王の1人として,版元蔦屋(つたや)重三郎から多くの狂歌書を出版。文化年間(1804~18)天明狂歌を主張して,俳諧歌を唱道した鹿津部真顔(しかつべのまがお)と鋭く対立した。国学者としても知られる才人で,著書「万代狂歌集」「都の手ぶり」「雅言集覧」。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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