生没年不詳。室町中期の京都の紫雲山頂法寺(通称六角堂)の僧。室町中期,立花(たてはな)の上手として有名になった。東福寺の月渓聖澄(げっけいしょうちょう)の「百瓶華(ひゃくへいか)序」(1600成立)では池坊の流祖とする。「碧山日録」によれば,1462年(寛正3)近江国守護佐々木氏に招かれて金瓶に草花数十枝をさし,洛中の好事者が競って見物したという。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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