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観心寺(かんしんじ)

大阪府河内長野市寺元にある真言宗の寺。檜尾山と号す。天武朝に役小角(えんのおづの)が開創,雲心寺と称したという。815年(弘仁6)空海が再興し観心寺と改号。869年(貞観11)清和天皇の勅願で定額寺(じょうがくじ)となる。金堂は後醍醐天皇が討幕祈祷の賞として1334年(建武元)再建したものといい,南朝との関係が深く南朝文書(「観心寺文書」)が多い。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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