「かんしゅ・かんず」とも。貫主とも。貫籍(戸籍)で上首の意から転じて,一つの集団で最上席の者をいう。公卿を除く殿上人(てんじょうびと)中の最上席の者である蔵人頭(くろうどのとう)や,諸道得業生(とくごうしょう)が貫首と称される。また一宗一派の上首の意から,天台座主(ざす)や本山・大寺の管長も貫首と称された。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう