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菅家文草(かんけぶんそう)

菅原道真(みちざね)の漢詩文集。12巻。900年(昌泰3)醍醐天皇の求めに応じて編集献上。巻1~6は詩(年代順),巻7~12は散文(内容別)からなる。饗宴でのものや外国使節との酬唱詩など華麗な詩のほか,讃岐時代の地方民衆の生活にふれての詩作もある。また国司としての実務体験にもとづいた奏状や,賦(ふ)・対策・詔勅・願文などの散文もある。「日本古典文学大系」所収。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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