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ガレウタ

南蛮船の船型。ガレオンを小型化した快速帆船(galeota)。ポルトガルは16世紀中頃からの日本貿易に,大型帆船のカラックやガレオンを使用していたが,17世紀に入ってオランダ船・イギリス船の東洋進出により攻撃をうけたので,1618年(元和4)以降マカオ―長崎間に小型快速のガレウタを用いることとした。日本側ではこれを「がれうた」「がりょうた」とよび,ポルトガル船を意味した。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)

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