1913年にアメリカのカリフォルニア州で制定した市民権を得られない日本人移民の土地所有を禁じた法律。日本人移民が出稼ぎではなく,アメリカで土地を得て定着する傾向にあったので,これは法的に彼らの生活手段を奪うものとなった。同様の法案はネバダ,オレゴン,モンタナ各州の議会にも提出されたが,制定には至らなかった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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