樺山資紀(かばやますけのり)
生没 1837.11.12~1922.2.8 幕末期の鹿児島藩士,明治期の陸海軍軍人・藩閥政治家。戊辰(ぼしん)戦争に従軍。維新後陸軍に入り,台湾に出兵。西南戦争で活躍。大警視・警視総監をへて海軍に移り,1890年(明治23)第1次山県内閣の海相となる。つづく第1次松方内閣期に行った「蛮勇演説」が衆議院解散の契機となる。第2次松方内閣では内相として新聞紙条例を緩和し,一時は首相候補と目された。第2次山県内閣の文相をへて枢密顧問官となる。伯爵。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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