古代末期における東北地方の在地豪族清原氏の軍事的拠点。山北(せんぼく)3郡のうち出羽国山本郡(現,秋田県横手市金沢)に所在。比高約90mの急峻な丘陵に立地し,発掘調査も行われている。1087年(寛治元)の後三年の役で,源義家が清原家衡(いえひら)を攻め,清原氏滅亡の地となった。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
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