神奈川宿(かながわしゅく)
東海道の宿駅(現,横浜市)。神奈川町と青木町で構成。1843年(天保14)の町並18町29間,人口5793人,家数1341軒,うち本陣2・旅籠屋58,定人馬100人100疋,うち定囲5人5疋・臨時御用囲25人15疋。御城米(おしろまい)船・八丈島御用船などに関する触があった場合は役船を提出した。58年(安政5)に調印された日米修好通商条約により開港場に指定され,領事館が設けられたが,横浜開港にともない,62年(文久2)領事館は横浜に移転。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう